産地 :キンディオ県 アルメニア
精製 :インフューズド・ハニー
標高 :1,450~1,500m
農園 :Mazatlan農園
乾燥 :アフリカンベッド
焙煎 :中煎り
推奨 :91℃前後で、若干粗目の挽きがおススメです
パッションフルーツは果物の名前ですが、今回はコーヒーの名前にもなっています。
三枚目の画像が実物ですが、日本ではあまり見かけない南国系フルーツです。
なぜこのような名前が?という疑問の答えは下記に詳細を記しますが、この香りの鮮烈さは他とは全く異なるものです。
まず香りがすごいです。淹れている最中も淹れ終わったガラからも、甘酸っぱく甘い香りが立ち込めます。
飲んだ感想は様々かと思いますが、おそらくほぼ全員が共通して思うことは「これ本当にコーヒー?」だと思います。
この感想の是非の人によって大きく分かれるかと思いますが、間違いなく言えることは今までの普通の「フルーティ」とは
完全に一線を画すということです。高価ですが、お試しいただく価値は十二分にあります。
以下は生豆業者からの説明抜粋になります。
このコーヒーは発酵の段階でパッションフルーツを加え、72時間嫌気性発酵を行います。
その後最適な水分値に達するまでアフリカンベッドで乾燥させます。パッションフルーツを加えるタイミングは天候、品種、発酵具合、フルーツの反応によってさまざまで決まった作り方はありません。甘酸っぱいトロピカルな香りが感じられます。
Cofinet社は2015年にフェリペ&カルロス兄弟が設立し、80年以上にわたってコロンビアでコーヒーを栽培してきた家系です。彼らは特殊プロセスを極め続け、その名前は世界中に広まりつつあります。今回ご紹介するコーヒーは、Mazatlan農園から採れたコーヒーです。農園主であるLuz Helena Salazar (ルースヘレナ)氏は、アルメニアで生まれ育ち、20年以上コーヒー生産に携わっています。
以上です。
説明にあるConfinet社は庵で既に活躍しているバレル・ラムや、ボンボ組合ピンクブルボンのも取り扱っている会社です。
これらの豆はすべて麻袋ではなく、真空パックに小分けされて箱詰めにされてきます。
麻袋より手間もコストもかかりますが、劣化のリスクが低く輸送や保存に理想的な状態を実現していることからも、品質に対する
厳しいこだわりが伝わってきます。