現在おやすみをいただいているコロンビアの「ビタースウィートベリー」の苦味控えめにして、柑橘の甘苦さとスッキリを意識して
仕上げました。
実は2020年頃に一度飲んだことがありまして…その時「メキシコのコーヒー美味いやん!」と驚いたのですが、
なんやかんやありましてメンバーに加えることができずでした。
今回良縁に恵まれ庵メンバー入り実現に成功したことを非常に嬉しく思っています。
メキシコで食と言えばタコスやテキーラといった「強い!!」イメージのものが多いのですが、このコーヒーは面白いくらいに〝逆”です。
キレがいい飲み口となめらかなコク、甘さ、爽やかさが感じられ、とても優しい印象を持ちました。
このコーヒーの名前の一部にあるベラクルス州はメキシコ南部の州で、ここで生産されるコーヒーはフルーツ感の華やかさが特徴とのことです。
ここのコーヒーノキから収穫される果実は熟度も高くルビーのようで、麻袋にも綺麗に「Rubi」と刺繍されています。
庵のコーヒーはどれも個性豊かで強い特徴を持っている者が多いのですが、「飲みやすさ」とについてはピカイチと評価しています。
個人的に朝イチの定番にしたい逸品です。
産地…ベラクルス州コアテペック
標高…1100m前後
栽培品種…カトゥーラ中心
- 精製…ウォッシュド
スクリーンサイズ:S16以上が90%以上
保存方法…できるだけ冷暗所に密封保存推奨(結露に気を付けて冷凍保存がおススメ)
抽出時の湯温 ;91℃ 前後がおススメです。