コーヒーを贈るなら?相手別に選ぶ“ハズさない”ギフトガイド 「コーヒーをギフトにしたいけれど、どの豆を選べばいいか分からない!」――よくいただくご相談です。 本記事では、相手のタイプ・シチュエーション別に、喜ばれるコーヒーの選び方をやさしく解説します。 目次 好みが全く分からないけど、コーヒー好きに贈る 「苦いコーヒーが好き」な人に贈る 最近ハマり始めた“ビギナー”に贈る 特別感・高級感でサプライズしたい ① 好みが全く分からないけど、コーヒー好きに贈る いちばん多くご相談いただくパターンです。相手の酸味・苦味といった好みが全く分からない場合 極端を避けた“バランス系”のコーヒー をオススメしております。よく聞く表現に変えると、いわゆる「マイルド系」になりますね。 また複数産地のコーヒーを送る場合、産地を変えると特徴が変わるので飲み手にコーヒーの楽しさをより伝えることができます。 Point お店では「酸味と苦味が同程度の豆」「2ハゼ直前くらいの焙煎」を目安に相談 地域を変えて2〜3袋(200g×2〜3)にすると、風味の違いが楽しめてギフト感が出る Aパターン;ブラジル+コロンビア(南米×南米) Bパターン:コロンビア+インドネシア(南米×アジア) AとBを比較すると、Bのように地域を分けると同じマイルドでも産地による風味の差を感じることができ面白いです。 ② 「苦いコーヒーが好き」な人に贈る コーヒーは好き、でも酸っぱいのはいや。という方も多いです。 この場合は店頭ではシンプルに「深煎り」を相談すればOK! 複数袋なら①同様に地域を変えると◎。ただし同じ深煎りでも、超深煎りの極深煎りもあります。 深煎り(フルシティ~フレンチロースト)は満足度が高く、フレンチはより苦味が強い。 極深煎り(イタリアンロースト)は苦味がとても強く、相手が“苦味至上主義・喫煙者”などのケースに限定したほうがいいかも。ハマると抜けれない強さ ③ 最近ハマり始めた“ビギナー”に贈る 苦味や酸味と言った感覚はよく分からないけど、とにかくコーヒーを楽しんでいきたい! という方には、焙煎度よりも名前のわかりやすさで選ぶと喜ばれます (“聞いたことある”は安心感を生みます) 例 モカ(産地;エチオピアor イエメン、ただしエチオピアの方が無難) キリマンジャロ(産地;タンザニア、キリマンジャロ山に農園がなくてもキリマンジャロ) マンデリン(産地;インドネシア、深煎り仕上げの豆をよく見ます) ブルーマウンテン(産地;ジャマイカ、一昔前の超高級コーヒーでとても高価) また、初心者の方にはひとこと解説を添えるとさらに嬉ばれます。 例 「このモカはエチオピアのコーヒーで、華やかな香りらしいよ!」 「キリマンジャロはタンザニアのコーヒーで、焙煎によって味が変わるらしいよ!」など。 ④ 特別感・高級感でサプライズしたい この場合コーヒーは高価かつ高品質、かつ送る相手はコーヒーのことをよく知っている、というパターンが想定されます。 例えば先の③で挙げたブルーマウンテンは今もなお高級コーヒーの代名詞でもありますね。 ただ時代は進み、ブルーマウンテンが「キングオブコーヒー」に君臨していたのも昔話になりました。 いま“特別豆”の代表格はゲイシャ種。 同じ産地でもゲイシャ種は価格が全然違ったりします。 同じ日本産でも、普通のブドウとシャインマスカットのお値段が全然違うのと一緒です。 しかし他品種と一線を画す華やかな香りとゲイシャ種というインパクトは、受け取った相手の記憶に強く残るこでしょう。 ゲイシャの産地で有名なのはパナマですが、エチオピアやタンザニア、その他中南米の国々でもゲイシャ種のコーヒーが生育され、様々な国のゲイシャ種を見かけるようになりました。 生産国により価格が異なるので、同じゲイシャ種でもそこは注意が必要です。 また 個性派ならインフューズドコーヒーも面白い選択肢。 ウイスキー等の樽に入れて熟成させるバレル熟成や、豆を果物と一緒に漬け込む(インフュージョン)させる等の工程を経たコーヒーです。 一般的な精製方法ではありえないコーヒーで相手の贈る相手の度肝を抜くには最高のコーヒーと言えるでしょう。 一方で、コピ・ルアックというコーヒーは超高価かつ希少な豆ですが、製造過程に倫理的な問題が指摘されるため、個人的には贈答には不向きと考えています。他にも魅力的な豆はたくさんありますよ! おわりに:飲む時間と気分を思い浮かべて 正解はひとつではありません。大切なのは、「相手の時間に寄り添って選ぶ」こと。 IORI COFFEEは、香りと余韻を大切に、小さな焙煎機で丁寧に豆を焼いています。 大切な人に、やさしい香りの時間を贈れますように。