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2023年4月、結構豆が入れ替わりました。 庵で一番よく変わるのがキリマンジャロだと思いますが、この記事ではこれについて書いていきます。 コーヒーはほぼ海外からの輸入食品で、しかもアジアアフリカ中南米と生産国は非常に多くあります。 そのせいなのか、キチッとしているところもありますが結構アバウトなところもあります。 モカやキリマンジャロ、エメラルドマウンテンのように、特定のコーヒーにつけられている「ブランド名」のようなものを 「特定銘柄」 といいます。先に書いたようにキリマンジャロも特定銘柄の一つです。 山としても有名なキリマンジャロですがコーヒーに使われるくらいなので、きっと 「キリマンジャロのふもとで育てられた特別なコーヒーなんだろうなぁ…」と想像する方も多いのですが実は違います。 キリマンジャロコーヒーの定義は以下のようになっています。 「タンザニアの、ブコバ地区以外で生産された全てのアラビカ種コーヒー」 実はブコバでは「ロブスタ」というカネフォラ種(アラビカ種ではないコーヒー)が多く生産されるため、ブコバで生産されるアラビカ種は キリマンジャロって呼んだらダメよ、ということになっています。 見方を変えると「ブコバ産以外のアラビカ種コーヒーはピンキリ関係なく全部キリマンジャロ」 ともいえるのです。 ピンキリ関係なく、なので、めっちゃ高級な豆も超粗悪品もキリマンと呼んでいいよ、ということですね。このへん本当にアバウト… もし読者の皆様がどこかで「お買い得セール」と銘打たれた「激安キリマンジャロ」を見つけたときは、気を付けましょう。 激安に「できる」のは、それなりの理由があるからです。 ところでのキリマンジャロは勿論どの豆も私が最高に美味いと思った豆を仕入れてきていますが、今回のキリマンで特筆すべきは 「ナチュラル精製」 という点です。 コーヒーの木になっている実から種を取り出し生豆にする過程を「精製」と言い、主にナチュラルとウォッシュド、その中間の パルプドナチュラルが挙げられますが、一般的にキリマンジャロはほとんどウォッシュド、たまにパルプド、といった感じです。 ナチュラルのキリマンジャロはとても珍しいです!今回私も初めてお目にかかり驚きました。 このブログの読者はおそらく全国各地jから美味いコーヒーを取り寄せておられるコーヒー通の方が多いと思います。 美味いキリマンは日本全国どこでも手に入りますが、ナチュラル精製のキリマンはそうはいかないでしょう。 この機会にぜひ一度お試しいただきたいです。
2023-04-15 14:17:57
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