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家庭用エスプレッソレバーマシンという言葉は、3つの要素により構成されています。 ・家庭用 対義語にあたるのが「業務用」など。 なんで店で家庭用のエスプレッソマシンを使っているかというと、うちの規模では家庭用で十分だからです。 一般的に業務用は、短時間で大量生産できるものを指します。その代わり、エネルギー消費も大きい。 家庭用は単相100V電源に対し、業務用は三相200Vなんてザラです。単相200Vもありますが ・エスプレッソ いわゆる「コーヒー」と「エスプレッソ」は原料が同じでも全く違う飲み物です。 石油が原料でも「ガソリン」と「灯油」は全く違う。これと同じ感じです。 普通のコーヒーは粉にお湯をかけることにより成分を抽出して飲むものです。 色々な入れ方がありますが一番多いのが「ドリップ」コーヒーで、自分でドリップするものが 「ハンドドリップ」コーヒーになります。 一方エスプレッソは、粉の「塊」にお湯を強い圧力をかけて押し当て、粉の成分を一気に抽出して飲むものです。 粉は圧力が逃げないように極細挽きで、塊を作るために「タンピング」という操作を行います。 このタンピングにより味が左右され、同じ粉でも淹れる人により味が変わる要因となります。 圧力をかけるため電源を必要とするマシンを使うか、蒸気圧を使う直下式をの道具を使って作りますが、前者の「電源を使うマシン」が「エスプレッソマシン」と呼ばれるのに対して、後者の「蒸気圧を使う直下式」のものは「マキネッタ」という呼称が有名です。 イタリアの家庭ではマキネッタは必需品であり、大阪の「一家に一台たこ焼き機」みたいな感覚でマキネッタがあると言われています。 普通のドリップコーヒーと違い少量で非常に苦く、本場イタリアでは「ズッケロ」と呼ばれる超細粉砂糖をザッと入れ適当にかき混ぜてクイッと飲んでフィニッシュです。 ・レバーマシン 先述のエスプレッソマシンのうち、粉の塊にマニュアルで圧力をかけて抽出するものがレバーマシンです。 ボタンが電源しかなく、電子部品が少ないため作りがシンプルで故障しにくいですね。 写真は家庭用レバーマシンの配線部分ですが、中は見ての通りスッカスカで電源、ボイラーとつながるコードがあるだけ。複雑そうな機械は見当たりません。 マニュアル式なので圧力の掛け方にブレが生じ、このブレが味に変化を生じさせます。 慣れるまでは厄介ですが、慣れてくると自在に圧力を調節できるようになるということなので、濃いめとかあっさりめとか、 自分お好きなようにできるわけです。 反対に機械式はオートマチックのため粉をセットしたらボタンをピッと押すだけで抽出が始まります。湯の圧力の一定なので、圧力によるブレが生じません。 ただし当然電子部品が使われていますのでレバー式より構造は複雑で、故障もレバー式より多いという。 以上、なんとなくまとめてみたの巻。
2023-02-11 13:47:58
コーヒー語り | コメント(0)
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